保育所保育の全体像を描き出す保育課程とは? 改定保育所保育指針 第4章「保育の計画及び評価」

保育課程は、保育所保育を包括的に捉え、保育所の理念、方針、子どもの発達過程や保育内容などを一貫性を持って描き出した保育所保育の憲章的なものといえます。

保育所はこの保育課程を保護者や地域社会などに向けて発信し、保育所が果たすべき機能や役割を打ち出すとともに、保育の内容やその意図を語り、乳幼児期の子どもの育ちの奥深さを伝えていくことが重要です。

また、保育課程は実際に保育士等が保育を進めていく上での基礎となるものです。保育課程が指導計画作成のベースとなりますし、他の様々な計画や自己評価の基盤となります。そのためにも、全職員で保育課程の編成に取り組むことが必要です。

保育課程を編成することによって、子どもの生活や発達の連続性が示されるとともに、保育の原理(保育の目標、保育の方法、保育の環境)を踏まえた保育実践が編み出されていきます。

そこには保育所の保育観、子ども観などが投影され、保育所保育が何を大事にしているのか、子どもの何を育てようとしているのかも提示されていきます。

改定保育所保育指針 Q&A50