保育指針では、子どもを育ち行く存在として捉え、その発達の道筋や保育の過程を大切にしています。
子どもは常に動的な存在であり、保育実践も子どもや保育士の関わり、子ども同士の関わり、子どもと環境との関わりなどにより常に「動いて」います。
そのため、保育士が子どもの姿や自らの保育を振り返る際にも、保育の経過や子どもの成長を継続的にとらえることが求められます。
保育士は、子どもが育つプロセスにしっかりと寄り添い、発達の連続性に留意して保育するとともに、子どもが取り組む過程やその時々の気持ちを尊重して保育することが重要です。
子どもの発達過程を見通して保育の環境を構成したり、子ども同士の育ち行く関係性に留意して対応していくことも必要です。
改定保育所保育指針 Q&A50